「2017年4月」アーカイブ

ストレス


多少のストレスは、良いパフォーマンスを引き出してくれます。
また、将来何があるかわからないため、精神面でも多少のことは乗り越えられるようにしておくことも大切ですicon:sweat

ただ、過度にかかるストレスは良い影響をもたらしません。
ストレスが過度にかかると免疫力の低下などにつながります。そのため病気などにかかる可能性が高くなってしまいます。

例えば、人も犬も一日に体内でがん細胞は数百~数千個できていると言われています。
しかし、がんにならないのは、免疫細胞がやっつけてくれているからです。
ストレスにより免疫力が低下してしまえば、当然がんになりやすくなってしまうというわけです。

なので、ワンちゃんの生活環境や行動欲求を満たしてあげ、トレーニングなども基本は楽しく褒めながらやってあげられるとお互いにとても良い影響がありますicon:face_smile

他にも、過度のストレスは攻撃性の増加などにも関係してきます。
ストレスホルモンは、落ち着くまでに少し時間がかかるため吠えたりして興奮した場合、しばらく興奮しやすい状態も続く場合があります。
なので落ち着ける環境を考えてあげるのは大切ですicon:note




ベルちゃん


ロットワイラーのベルちゃん、昨日はおもちゃ遊びと人への社会化を行いましたicon:sparkling
おもちゃで遊んだりして好きになってもらうところからスタートですicon:ecstoramation
おもちゃ遊びはこちらが誘っても飽きるのが少し早く、楽しそうに遊ぶというところまではいかなかったので、手法を変えました
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少しずつですが、楽しそうに遊ぶようになってきました。
まずは、人と遊ぶのを楽しいものにしていきたいとおもっていますicon:note
そのためには、
・楽しそうに遊び始めたら、飽きるまでは遊ばないようにしましょう!そうすることで次に遊ぶ時の期待感を高めてあげることができますicon:face_smile


社会化は、女の子2人におやつをあげてもらい、撫でてもらいました。
特に子供への社会化は大切になってきます。
しかし、進め方が難しいものでもあります。
子供はワンちゃんをかわいいと思う反面怖いという気持ちをもっている子が多いです。特に大型犬では、あげようとおもっても近づいてこられると怖くて手を引き逃げてしまう子が結構いますが、これは、両者にとって良くないですicon:sweat
両者(子供と犬)にとっていい経験になるように工夫が必要になってきます。

ベルちゃんこれから頑張っていこうねicon:face_smile
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勉強会に参加してきました


先日勉強会に参加してきましたicon:sparkling
主に問題行動についての勉強会でした。
新たに気づかされたことや、考え方の違いや深さなどいろいろと勉強になりました。
これからも精進していきますicon:face_smile



口の中の嗅覚器官


ワンちゃんの口の中には嗅覚器官があるのをご存じでしょうかicon:question(他の多数の哺乳動物にも存在しています)
口を開いた上の歯(切歯)の後ろに鋤鼻器(ヤコブソン器官)と呼ばれる嗅覚器官があります。←「じょびき」と読みます。
主にフェロモンなどの物質を受容するのに特化しているといわれており、個体識別などに影響を与えていると言われています。

警察犬の訓練で臭気選別訓練というものがあります。
これは、トレーナーが犬に布のにおいを嗅がせてその嗅がせた布と同じものを10メートル先の台の上から選んで持ってくるというものです。
私のいた訓練所では犬に布のにおいを嗅がせる時に目を手で覆って布が見えないようにして鼻を使わせてにおいがしたら咥えるようにしていました。
台の上の布を取ってくるように指示をすると犬が台に行き布を選びます。
布を選んでいるときに犬は布を軽く口で咥え確認していました。
おそらく、これは咥えた時に鋤鼻器でにおいの確認をしていたのではないかとおもわれます。
いろいろな発見があり、臭気選別の訓練はとても楽しいものでしたicon:face_smile