「2023年2月」アーカイブ


肥満にさせないために


ワンちゃん達が肥満になると人と同様に体にも悪影響がでてきます。
下記は一例です。
・心臓に負担がかかる
・足腰、関節に負担がかかる
・暑さにより弱くなる
・免疫力が低下する
・呼吸がしづらくなる
などいいことはありません。
オヤツなどをあげている場合は1回にあげる大きさや量に注意しましょうicon:ecstoramation
ご褒美などでオヤツをあげる場合には小指の先3分の1ほどで大丈夫です。
また、ご褒美としてあげる場合にはジャーキーなどの簡単にちぎれるようなオヤツのほうが向いています。
基本的には総合栄養食であるフードをしっかりたべさせてあげなければいけませんのでオヤツのあげすぎには注意しましょうicon:body_no1
フードを食べないという場合はオヤツのあげすぎの可能性があるのでオヤツは少なくしましょうicon:body_no1

また、個々のワンちゃんに合わせた運動が大切になってきます。
太り過ぎているワンちゃんは特に少しずつ運動を開始することが大切です。
病院の先生にもどの位の運動量がいいか相談してみましょうicon:body_no1
遊びが好きなワンちゃんなら積極的に遊んであげ、お散歩が好きなワンちゃんはお散歩させてあげ運動させてあげましょうicon:ecstoramation
コミュニケーションを取るいい機会でもありますicon:note
また、オヤツ探し遊びなども匂いをかぐなどの欲求を満たしてあげられるので満足度の高い遊びになりますし、エネルギーの消費率も高いです。
後ろ足を使うトレーニングや体幹トレーニング、また、水が苦手でなければ犬用プールなども関節に負担をかけないで行えるいい運動になります。

運動はコミュニケーションの一環にもなりますのでぜひ、無理のない範囲で行なってあげてくださいicon:face_shy



フードやオヤツをご褒美に使う時の注意点


・フードやオヤツをご褒美に使う際にはなるべく教えようと思う行動は失敗をさせないようにしましょうicon:ecstoramation
フードやオヤツを使わずトレーニングを行なう場合にも言えることですが、なるべく成功させてまず正しい行動を教えてあげるということが大切です。
フードやオヤツを使う場合は特に失敗を多くしてしまいなかなかご褒美を貰えないとなってくるとモチベーションも下がりますし犬もイライラしてきてしまいます。


・フードやオヤツを使う場合はご褒美をあげるタイミングに注意しましょうicon:ecstoramation
初めて教える行動に対しては特に行動をした後すぐにご褒美をあげることが大切です。
この際何か決まった言葉を使ってあげればより分かりやすく伝えてあげることができます。
よく吠えたり噛んだりするというワンちゃんでは特に注意する必要があります。
オスワリと指示を出しオスワリできたとします。しかしその後すぐに吠え、タイミングが遅くその後にご褒美をあげてしまったとするとオスワリしたことではなく吠えたことに対してもご褒美をあげてしまっていることになってしまいます。
そうすると吠える行動が増えてしまいます。
また、噛まれてしまい気をそらすためにフードなどを使う場合もやはり同様ですので注意が必要です。


・フードやオヤツを持って誘導する際も誘導のし過ぎに注意が必要ですicon:ecstoramation(常にフードを持たない)
誘導ばかりしていると指示を聞いているのではなく誘導の手についてきているだけとなってしまいやすいのでワンちゃんはしっかりと学習ができません。
指示を出しその指示を聞けたらご褒美をあげるというふうにしていくことで関係性もいいものになっていきやすいので誘導も消していき指示でしっかり行動できるようにトレーニングのプランを考えていかなければなりません。


・学習した行動は日常生活でも使っていってあげるicon:ecstoramation
フードやオヤツなどを使い学習した行動はドアの出入りやオモチャ遊びの時、お散歩時など指示を出してみましょう。
この際はドアを出ることやオモチャで遊ぶこと、匂いを嗅ぐことなどがご褒美になってくるのでフードなどをあげなくても大丈夫です。
日常的に指示を出すようにしそれを聞けたらしっかり褒めて状況に応じたご褒美も提供すれば、行動の定着度合いも上がっていきます。

ワンちゃんとのトレーニングの参考にしてみてくださいicon:face_shy