「2018年7月」アーカイブ


暑さに弱い犬(犬種)


以前書いた記事のようにワンちゃん達は基本的に暑さに弱いのですが、暑さに弱いワンちゃん達の中でもさらに弱い子達がいますicon:sweat

・足の短い犬
ダックスやコーギーなどの足が他の子に比べると短いワンちゃん達は以前にも書きましたが地面の熱の影響をもろに受けてしまいます。
特にアスファルトの上は高温になり熱の影響を受けやすくなりますし足の裏をヤケドをしてしまうこともありますので早朝や夜になってからお散歩に行くなど時間帯には注意してあげましょうicon:ecstoramation

・鼻先の短い犬
パグやペキニーズなどの鼻先が他の子に比べ短くなっている子は気道が短く狭いために呼吸が苦しくなりやすく熱がこもってしまい体温も上がりやすいです。
そのため夏場は特に注意が必要です。お散歩は日が完全に落ちてから行き、お散歩の時間も短くするなど注意して行ってあげましょうicon:ecstoramation

・太っている犬
太っている犬は気道が圧迫され呼吸が苦しそうになることが多いのでそこに暑さが加われば当然危険な状態になってきます。
また、高齢犬や子犬なども体力を消耗しやすいのでお散歩の時間帯やお散歩の時間(長さ)などに注意してあげましょうicon:ecstoramation

あとはダブルコートで毛量の多い犬や逆に短毛の子なども太陽光の熱の影響を受けやすいので同じように注意してあげましょうicon:ecstoramation
今年の夏は本当に暑いので、飼い主さんもワンちゃんも体調管理に気をつけてくださいicon:face_mistake



犬が暑さに弱い理由


まだ、7月なのにすでに真夏日の日もでてきていますが、これからが夏本番ですicon:sweat
私たち人にもつらい季節ですが、ワンちゃんたちにはもっとつらい季節になりますicon:face_mistake

人は全身にある汗腺から汗を出しています。その汗が蒸発する際に体の熱を奪うことで体温を下げています。
しかし、ワンちゃんたちは足の裏にしか汗腺がありませんので汗を出して体温を下げることができません。
その代わりに舌を出し速い呼吸をすることで舌の水分を蒸発させて体温を下げています。
しかし、人と比べると圧倒的に体温を下げる効率は悪く熱がこもってしまいやすいので熱中症などにかかりやすくなってしまいますicon:sweat
これがワンちゃん達が暑さに弱い理由の大部分を占めています。
そのため夏場は特にワンちゃん達をよく見て暑さ対策を考えてあげてくださいicon:face_shy



夏場のお散歩


夏場のお散歩は気温、湿度共に高いため注意が必要です。
今年は梅雨も早く終わってしまい、気温が高い日もとても多いですicon:sweat
すでに30度を超える日が普通になってきていますicon:face_mistake
30度を超えるとアスファルトは50~60度くらいの温度になりますので、気温が下がってきてもアスファルトの温度にも注意が必要になりますicon:body_no1
ワンちゃん達は人よりも地面に近いのでアスファルトの熱の影響をもろに受けてしまいます。
お散歩に出かける前には気温はもちろんですが、アスファルトの温度も手で実際に触って確かめてから出かけましょうicon:ecstoramation
また、長時間のお散歩は体力も消耗しますのでワンちゃんの様子を見て短くしたり、アスファルトをなるべく避けて歩いたり、お水を持っていったりなどの対策を行ない、クールシャツやクールカラーなどのお散歩グッズもあるのでそういった物も併用していけるとよいと思いますicon:face_smile
ワンちゃんも飼い主さんも体調管理に気をつけて夏を乗り切りましょうicon:face_shy