ドッグフードの保管について
ドッグフードには大きく分けるとドライフード、セミモイストフード、ソフトドライフード、ウェットフードとありそれぞれに特徴があります。
他にもいろいろな特徴がありますが、水分の含有量による違いが大きいです。
ドライフードは水分が10%程度、セミモイスト・ソフトドライフードは水分が25~35%程度、ウェットフードは水分80%程度が含まれています。
そのため保存の仕方も変わってきます。
ドライフードは未開封であれば直射日光を避け高温多湿の場所を避けて保管をしましょう。開封後は特に虫の混入などに注意をししっかりと封をして高温多湿の場所を避け冷暗所で保管をしましょう。ドライフードは冷蔵庫での保存にはあまり適していません。冷蔵庫から出し入れする際に温度差でフードに結露が生じてカビなどが発生することがあるので常温での保管の方がよいでしょう。
セミモイスト・ソフトドライフードは保湿剤などの保存料によって微生物の増殖を抑え、脱酸素剤でも微生物の増殖を阻止し酸化も防いでいます。脱酸素剤は一度封を開けてしまうと効果はなくなってしまうので冷蔵保存をしなるべく早めに使いきりましょう。
ウエットフードは未開封であれば直射日光を避け温度変化の低い場所で保管すれば2~3年と長期間保管できます。ウエットフードは気密性の高い容器で密封され殺菌されているのでほとんどの物で添加物が使われていません。そのため一度開けてしまうと微生物の増殖や酸化がおこりやすくなるのでなるべくその日のうちに使い切るようにしましょう。