災害対策~しつけについて~ - ブログ

災害対策~しつけについて~


災害が起きた際には、人と同様、犬達にも大きなストレスがかかります。
そういった時にいかにストレスを減らしてあげられるかは普段からの生活にかかっています。
飼い主さんに依存しすぎている子や他人や犬を怖がる子などは特にストレスがかかります。
災害が起った時のことを想定し、日常生活の中でしつけというものを少し意識してみましょう。
災害時にこそ普段からおこなっているしつけが重要になってきます。
普段から行なってほしいしつけ(災害が起きた際に必要となるしつけ)を下に記載しましたので参考にしてみてください。


・日常生活から飼い主さんがリーダーシップをとり愛犬にとって頼りがいがあり安心できる存在となってあげましょう・・・普段からワンちゃん達と何か行なう時(食事、散歩、遊び、トレーニングなど)には飼い主さんが主導権を持つようにし普段からコミュニケーションをしっかりととってあげましょう。いけないことと正しいことをしっかりと伝えてあげられるようにしましょう。

・オイデ、マテ、ハウスなどの指示に従えるように普段から練習しましょう・・・これらの指示に従えるといざという時に愛犬の身を守ってあげることにつながっていきます。コミュニケーションを取りながら喜んで従うように練習しましょう。

・クレートなどで落ち着いて過ごせるように練習しましょう・・・知らない場所というのはワンちゃん達にとっては不安でそれだけでストレスがかかりますが、普段から入り慣れているクレートがあれば安心させてあげることができストレス軽減につながります。

・食事や散歩の時間やコースなどはばらばらにしましょう・・・普段からきっちり決められた時間に食事や散歩に行っていると何かあって遅れてしまった時に吠えるようになったりしワンちゃん達にとってはストレスになってしまいますので毎回同じ時間というのは避けましょう。また、散歩のコースも変えることでいろんな刺激を受けることができるのでワンちゃん達の社会化、経験値をあげてあげることにもつながっていきます。

・排泄のコントロールができるように練習しましょう・・・室内でも外でもトイレができるようにしておきましょう。できれば、「トイレ」や「ワンツーワンツー」などの指示でトイレをできるようにしておくのが理想的です。

・飼い主さんに依存し過ぎないようにしましょう・・・飼い主さんに依存し過ぎていると飼い主さんと離れた時に吠えるようになったりワンちゃん達にストレスが大きくかかります。普段から一緒にいても構わない時間もつくり一緒にいる空間から飼い主さんがいなくなっても過剰に反応しないようにしておきましょう。

・社会性をつけましょう・・・子犬はもちろんですが成犬でも少しずつ慣らす努力はしていきましょう。やっておくのとやらないのとではワンちゃん達にかかる負担も違いますし飼い主さんと何かを乗り越えられた時というのは関係性はグッと良くなるはずです。

簡単にですが、ぜひ参考にしてみてくださいicon:face_shy