災害対策~しつけについて~
9月1日は防災の日となっており、1週間は防災週間となっているので災害対策について書いていきます。
災害が起きた際には、人と同様に犬達にも大きなストレスがかかります。
災害が起こった時のことを想定し、日常生活の中で愛犬のしつけに対して少し意識していきましょう。
災害時などの緊急性の高い時にこそ普段からおこなっているしつけが大切になってきます。
災害が起きた際に必要となるしつけを記載しましたので参考にしてみてください。
・日常生活から飼い主さんがリーダーシップをとり愛犬にとって頼りがいがあり安心できる存在となってあげましょう。
→普段から愛犬と何かを行なう時(食事、散歩、遊び、トレーニングなど)には飼い主さんが主導権を持つようにし普段からコミュニケーションをしっかりととるようにしてあげましょう。
愛犬の嫌がることは無理矢理せず、少しずつ受け入れさせていくように努力していきましょう。
正しいことといけないことを伝えてあげられるようにしましょう。
・オイデ、マテ、ハウスなどの指示を普段から聞けるように練習しましょう。
これらの指示を愛犬が聞けるといざという時に愛犬の身を守ってあげることにつながっていきます。
コミュニケーションを取りながら喜んで聞くように練習してみましょう。
・クレートなどで落ち着いて過ごせるように練習しましょう。
→知らない場所というのはワンちゃん達にとっても不安でそれだけでストレスがかかります。
しかし、普段から入り慣れているクレートなどがあればワンちゃん達を多少なりとも安心させてあげることができストレスの軽減につながります。
・食事や散歩の時間、コースはバラバラにしましょう。
→普段からきっちりと決められた時間に食事や散歩に行っていると何かあって遅れてしまった時に吠えるようになったりし、ワンちゃん達にとってはストレスになってしまいますので毎回同じ時間というのは避けたほうがよいでしょう。
また、散歩コースも変えることでいろんな刺激を受けることができるのでワンちゃん達の社会化や経験値をあげてあげることにもつながります。
・排泄のコントロールができるようにしましょう。
→室内でも屋外でもトイレができるようにしておきましょう。
できれば「トイレ」や「ワンツーワンツー」などの指示でトイレができるようにしておくのが理想的です。
排泄は室内だけでしかしない、屋外だけでしかしないという感じで排泄する場所などが一度固定してしまうとそれを変えるのは容易ではありません。
なのでぜひ子犬の時からトイレトレーニングをしておきましょう。
・飼い主さんに依存し過ぎないようにしましょう。
→飼い主さんに依存し過ぎていると飼い主さんと離れた時に吠えるようになったりし、ワンちゃん達にストレスが大きくかかります。
普段から一緒にいても構わない時間もつくり一緒にいる空間から飼い主さんがいなくなっても過剰に反応しないように練習しておきましょう。
・社会性をつけましょう。
→子犬はもちろんですが、成犬でもいろいろな物に少しずつ慣す努力はしていきましょう。
やっておくのとやらないのとではワンちゃん達にかかる負担も違いますし、飼い主さんと何かを乗り越えられた時というのは関係性もいい方向に向かっていきます。
ぜひ参考にして少しずつ練習してみてください