狂犬病予防法 - ブログ

狂犬病予防法


4月に入り予防接種の季節に入りました。
狂犬病予防法という法律により犬の登録と狂犬病の予防注射は年に1回接種することが義務づけられています。
これは狂犬病を予防すると同事に万が一国内に入ってきた際にスムーズに対応できるようにするためのものです。
また、登録した時に交付される鑑札と予防注射を接種したことを証明する予防注射済票は犬の首輪などにつけておくことも義務づけられています。
鑑札をつけていれば万が一犬が逃げてしまった時でも飼い主さんに連絡が入りますし注射済票がついていれば災害などが起った際にも避難先でスムーズに受け入れてもらえるでしょう。
つけていない場合は抑留対象となり収容期間内に飼い主さんが見つからなければ最悪の場合も考えられます。
狂犬病は人獣共通感染症といい人にも感染し、感染するとほぼ100%死亡してしまう恐ろしい感染症です。
発生していない国は日本(日本では60年以上発生していません)を含め数カ国しかありません。近隣の国では発生しているため日本でも注意が必要です。
義務づけられてはいますが、接種率は7割程度となっています。
狂犬病の怖さを再確認し、ワンちゃんに毎年1回の接種をしっかりと行ないましょう。