「2024年9月」アーカイブ

災害対策~持ち物について~


災害が起きた際に必要な物やあると便利な物をまとめました。

・ペットフード、水・・・災害時は普段の生活とは異なるためワンちゃん達にも大きくストレスがかかってきます。
食べなれていないものだと神経質な子は食べてくれないこともよくあるのでできるだけ普段から食べなれているものを用意してあげましょう。
また、お水は人、犬ともに大切になってきますのでしっかりと用意しておきましょう。

・療法食、薬・・・療法食や薬を普段から飲んでいる子にとっては療法食や薬を飲まないと命に関わることもありますので1か月ほどはストックを用意しておきましょう。

・クレート、ケージ・・・避難先では知らない人や犬がいて普段とは環境が異なるためとてもストレスがかかります。
また、基本的にはケージなどで過ごしてもらうことになります。
こういった環境でも落ち着いて過ごせる場所として普段から入り慣れているクレートやケージがあると落ち着きやすくなりますので普段から練習しておいてあげましょう。

・鑑札、迷子よ札、狂犬病予防接種済票、マイクロチップ・・・観察は登録番号で飼い主さんが分かるようになっていますが、災害が起きた際にはそれだけでは把握が困難になる可能性があるので一目で分かるように迷子札も一緒につけておいたほうが安心です。
飼い主さんと離ればなれになってしまうケースも多いため、身元がしっかりと分かるように対策をしておきましょう。
狂犬病予防接種済票は避難先で受け入れてもらえるようにするためにも用意しておきましょう。
マイクロチップは飼い主さんと離ればなれになってしまった際に飼い主さんと会える可能性を高くしてくれます。

・首輪、リード、食器・・・首輪にも飼い主さんの連絡先を書いておくとより安心できます。
また、使い慣れているリードや食器もあったほうがいいでしょう。

・トイレ用品(ペットシーツ、排泄物の処理袋)・・・排泄物は匂いや処理が避難先では問題になります。
ペットショップなどに匂いの漏れない袋が売っているので用意しておくとよいでしょう。

・愛犬や飼い主さんの情報の書いてある手帳・・・愛犬の写真、生年月日、ワクチン接種歴、服用している薬、病歴や健康状態、アレルギーの有無、飼い主さんの名前、連絡先などを書いておくと何かあった際に診察などもスムーズにおこなうことができるのでぜひ用意してみてください。

・その他、ブラシ、タオル、マナーベルト、ウエットテッシュ、マジック、ガムテープなどがあると便利です。
また、冬場は暖かくできるもの夏場はクールマットなどの暑さ対策グッズを用意しておけると良いでしょう。

参考にしてみてくださいicon:face_shy




お散歩で主導権を取ることの大切さ


ワンちゃんとのお散歩中に知らず知らずのうちにお散歩の主導権を取られていることがあります。
よくあるのがワンちゃんが匂いを嗅ぎたくてその場で止まり飼い主さんも止まる、ワンちゃんが歩きだしたら飼い主さんも歩きだす。
この状態だとワンちゃんがお散歩の主導権を取ってしまっている状態になってしまいます。
お家やお散歩中に困っている行動が起こっている際には飼い主さんが主導権を取っていくことが大切になっていきます。
ワンちゃんがお散歩の主導権を取ってしまうことで引っ張り癖や拾い食いも助長させてしまいやすくなりますし、引っ張ることで興奮もしやすくなります。
ワンちゃんを好き勝手に歩かせることで自転車との接触事故なども起こしてしまう可能性がありますし、犬が嫌いな人や犬が苦手な犬もいますのでお散歩のマナーとして人や犬の匂い嗅がせるなどもなるべく避けたいところです。また、匂い嗅ぎをさせてあげる際も飼い主さんが匂いを嗅がせてあげる場所は決めて嗅がせてあげましょう(自由に嗅がせていると人の家の壁などにオシッコをしてしまうこともありますのでマナーとしてそのようなことはさせないようにしましょう)icon:body_no1
しっかりとお散歩の主導権を取りつつ楽しいお散歩の時間になるように心がけてみましょうicon:face_shy




災害対策~しつけでやっておくべきこと~


今年も地震が多発しており、より一層災害に対しての心構えが大切になってきています。
災害が起きた際には犬にもたいへん大きなストレスがかかります。
災害時にいかにストレスを減らしてあげられるかは普段からの生活にかかっています。
飼い主さんに依存しすぎている子や他人や犬を怖がる子などは特にストレスがかかります。
災害が起こった時のことを想定し、日常生活の中でしつけを少し意識してみましょうicon:body_no1
災害時にこそ普段からおこなっているしつけが大切になってきます。
日常生活でおこなってほしいしつけ(災害が起きた際に必要なしつけ)を下に記載しましたので参考にしてみてください。

・飼い主さんがリーダーシップを取り愛犬にとって頼りがいがあり安心できる存在となってあげましょう。
→普段から愛犬と何かを行う時(食事、散歩、遊び、トレーニングなど)には飼い主さんが主導権を持つようにし普段からコミュニケーションをしっかりとってあげましょう。
正しいこといけないことを伝えてあげられるようにしましょう。

・オイデ、マテ、ハウスなどの指示を普段から聞けるように練習しましょう。
→これらの指示に従えるといざという時に愛犬の身を守ってあげることにつながっていきます。
コミュニケーションをとりながら喜んで従えるように練習してみましょう。

・クレートなどで落ち着いて過ごせるように練習しましょう。
→知らない場所というのは犬にとっても不安でそれだけでストレスがかかります。
しかし、普段から入り慣れているクレートがあれば安心させてあげることができストレスの軽減につながります。

・食事や散歩の時間、コースはバラバラにしましょう。
→普段からきっちり決められた時間に食事や散歩に行っていると何かあって遅れてしまった時にストレスになってしまいます。
そのため毎回同じ時間ではなく少しばらつきをもたせてみましょう。
また、散歩コースも変えることでいろんな刺激を受けることができるので、社会化や経験値をあげてあげることにもつながっていきます。

・排泄のコントロール
→室内でも屋外でも排泄できるようにしておきましょう。
できれば、「トイレ」や「ワンツーワンツー」などの指示で排泄ができるようにしておくのが理想です。

・飼い主さんに依存しすぎないようにしましょう。
→飼い主さんと依存しすぎていると飼い主さんと離れた時に吠えるようになったりして犬にストレスが大きくかかります。
普段から一緒にいても構わない時間もつくり一緒にいる空間から飼い主さんがいなくなっても過剰に反応しないようにしておきましょう。

・社会性をつけましょう。
→子犬はもちろんですが、成犬でも少しずつ物事に慣らしてあげ自信をつけてあげましょう。
やっておくのとやらないのとでは犬にかかる負担も違いますし、飼い主さんと何かを乗り越えられた時というのは関係性もグッと良くなります。

ぜひ参考にして日常生活の中で実践してみてくださいicon:face_shy