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犬にとって魅力的な存在になるために


飼い主さんが犬にとって魅力的な存在になるためには犬にとって大切な資源を飼い主さんが握っておく必要があります。
例えば、オヤツ、オモチャ、お散歩、ご飯、扉から出るなど飼い主さんがいなければ得られないもの、こういったものが多ければ多いほど飼い主さんの存在自体を喜ぶようになります。
また、これらの物を犬の要求ではなく飼い主さんの指示を聞けたら与えることによって飼い主さんの意向も尊重してくれやすくなります。
お家でもできることなのでぜひやってみてください。icon:face_shy



自制


自制とは文字の通り自分で自分の欲求や感情を抑えることを言います。
これはワンちゃんにとっても大切なことです。
自制ができるとむやみに興奮したりすることが減っていきますし、物事を受け入れる力を伸ばしてあげることや問題行動の抑制にもつながっていきます。
何かしたいことなどがあった際に自分自身で考えて落ち着いた行動が取れるように教えていってあげることも大切なことなのでお預かりしているワンちゃんにもここは意識してトレーニングに組み込んでいます。
お家でもぜひ意識してみてください。icon:face_shy



お家の中での主導権の取り方


お家の中のことなので特定の場所(ベッドやソファなどの居心地のよい場所)や物(オモチャや食器など)にも関連してきますが、お家の中で主導権を取る際に、伝えやすい方法として部屋と部屋の境界や階段、玄関などの境界部分を犬の好き勝手に行かせずに飼い主さんの「よし」の許可で出してあげるという方法があります。
お家の中での主導権は飼い主さんにあるんだよということを少なからず伝えてあげることができるのでぜひ練習してほしいことの1つです。icon:face_shy




去勢と避妊について


去勢と避妊をすることの良い点をまとめました。

去勢について
・精巣腫瘍や前立腺肥大などの病気に対しての予防効果
・縄張り意識による攻撃性、マーキング、マウンティングなどの行動の減少(個体差があり、行動が変化しない場合も多々あります。また、去勢をする前の経験なども影響してきます。)
・去勢していないと1年中、発情状態にあるので、繁殖行動を満たしてあげられない場合はストレスはかなりかかってきます。
去勢をすることでメス犬に対する関心が薄れ、飼い主さんの指示に対する反応もよくなることもあります。
・食欲が上がる傾向があるのでしつけや怖がっているものに慣らす際にフードを使った練習がしやすくなります。


避妊について
・病気の予防効果
子宮蓄膿症を予防することができ、乳腺腫瘍も高い確率で予防することができます。(乳腺腫瘍は発情を5~6回むかえてから手術を行った場合はあまり効果はないと言われています。)
・避妊手術を行うことで繁殖行動の制限や気分の浮き沈みによるストレスを軽減することができます。
・食欲が上がるのでしつけや怖がっているものに慣らす際にフードを使った練習がしやすくなります。



遊びのルール


・オモチャ遊びを始める前は飼い主さんから呼びかけて始める。(ワンちゃんの要求で始めない)
・オスワリなど落ち着いた姿勢を取れていたら「よし」の指示で遊びを開始する。(飼い主さんがオモチャを持っている時にワンちゃんが飛び跳ねたりオモチャ取ろうとしたりしないようにする。)
・「出せ」や「放せ」、「ちょうだい」などの指示を出したらオモチャを放せるようにする。
このようなことを意識してオモチャ遊びをすると遊びの中にも抑制を持たせてあげることができるのでいいでしょうicon:body_no1
興奮させっぱなしになってしまうと日常生活でも興奮しやすくなってしまったりもするので抑制、自制できるということは大切です。
上記は一例ですが、ぜひ参考にしてみてください。icon:face_shy