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無視の効果


吠えている時に無視をしたほうがいいと言われることがあります。
これは特に飼い主さんに対して要求して吠えている時に有効なことがあります。
吠えさせっぱなしにしていると吠え自体は強化されてしまうのですが、叱って止めようと思った時にそれが逆効果になり、関心を向けてもらっていると学習させてしまっている場合には無視をして関心を向けないほうがいい場合があります。
無視をする場合にも普段から飼い主さんが主導権を取ってトレーニングや遊びの始まりを飼い主さん主導で始めている場合のほうがより効果は大きくなります。(どうすれば関心を向けてもらえるのかをまず教えてあげるという感じです。)
他にも興奮していたり、警戒している時には無視をしていたほうがいい場合もあります。
犬の反応などをよく観察して対応を決めていくことが大切です。icon:face_shy



要求吠え


ワンちゃんが何かを要求している時に自分の欲求をストレートに出していると、吠えたり、飛んだり、服を噛んだりして要求してくることがあります。(代わりに抑制のある要求行動、オスワリやフセなどをするように教えていきます。)
これらの行動はさせればされるほど、どんどんやるようになっていきますので基本的には「いけない」ということを伝えて止めていったほうがいいです。
吠えに関して言えば要求の吠えが増えれば警戒の吠えなど他の吠えも出てきやすくなってきます。
なのでなるべく早い段階で止めていくことが大切です。
ただ、犬の性格を把握した上での叱り方も大切ですし、叱り方が中途半端になってしまうと構ってくれている、関心を向けてくれていると学習してしまう可能性もあり、こうなってしまうと逆効果になってしまうので注意が必要です。
初めて犬を飼う方は叱っているつもりが関心を向けてくれていると犬には伝わってしまっていることがけっこうあるので注意しましょうicon:body_no1
また、正しい行動、してほしい行動を先に教えてその過程で関係もよいものにしていくことが、まずは大切になってきますので関係つくりは大切にしましょうicon:face_shy



縄張り意識と警戒心


生後3~4か月頃にお家に来た犬は警戒心が低く、好奇心が高い時期なので来客に対しても尻尾を振って挨拶しに来てくれる子が多いですが、5~6か月頃から警戒心が徐々に高くなり、縄張り意識も出てくるので来客に対して警戒するようになったり、窓の外を通る人や犬に対しても吠えるようになったりする可能性があります。
吠える経験や守らせる経験はさせればさせるほど、どんどん吠えるように、また、守るようになってしまうので、子犬の時期は縄張り(お家)を守らせる経験や吠えさせてしまう経験(窓から外を見て吠える、インターホンや玄関まで来て吠えるなど)は極力させないようにし、代わりに良い経験、学習をたくさんさせてあげましょう。
お家の中の境界は飼い主さんの指示で出てもいいと伝える抑制系の練習やいろいろな物に慣らす練習なども大切ですが、お家の環境もとても大切で、すぐに実行できる項目なので、吠えが多くて困っている場合はまずはお家の環境を見直してみましょうicon:body_no1



ストレス解消


ストレスがかかっている子に対してストレスを解消してあげることを考えることはとても大切です。
ストレスの解消にはいろいろとありますが、
お散歩中の匂い嗅ぎや齧る系のオモチャを噛ませてあげること、落ち着いた場所でゆっくり寝かせてあげること、これらはアドレナリンが
あまり出ずにゆったりした時間を過ごさせてあげることができるのでストレス解消を考えた時には試してみて頂きたい項目になります。
ぜひ、参考にしてみてください。icon:face_shy