お家の中での主導権の取り方
お家の中のことなので特定の場所(ベッドやソファなどの居心地のよい場所)や物(オモチャや食器など)にも関連してきますが、お家の中で主導権を取る際に、伝えやすい方法として部屋と部屋の境界や階段、玄関などの境界部分を犬の好き勝手に行かせずに飼い主さんの「よし」の許可で出してあげるという方法があります。
お家の中での主導権は飼い主さんにあるんだよということを少なからず伝えてあげることができるのでぜひ練習してほしいことの1つです。
お家の中のことなので特定の場所(ベッドやソファなどの居心地のよい場所)や物(オモチャや食器など)にも関連してきますが、お家の中で主導権を取る際に、伝えやすい方法として部屋と部屋の境界や階段、玄関などの境界部分を犬の好き勝手に行かせずに飼い主さんの「よし」の許可で出してあげるという方法があります。
お家の中での主導権は飼い主さんにあるんだよということを少なからず伝えてあげることができるのでぜひ練習してほしいことの1つです。
去勢と避妊をすることの良い点をまとめました。
去勢について
・精巣腫瘍や前立腺肥大などの病気に対しての予防効果
・縄張り意識による攻撃性、マーキング、マウンティングなどの行動の減少(個体差があり、行動が変化しない場合も多々あります。また、去勢をする前の経験なども影響してきます。)
・去勢していないと1年中、発情状態にあるので、繁殖行動を満たしてあげられない場合はストレスはかなりかかってきます。
去勢をすることでメス犬に対する関心が薄れ、飼い主さんの指示に対する反応もよくなることもあります。
・食欲が上がる傾向があるのでしつけや怖がっているものに慣らす際にフードを使った練習がしやすくなります。
避妊について
・病気の予防効果
子宮蓄膿症を予防することができ、乳腺腫瘍も高い確率で予防することができます。(乳腺腫瘍は発情を5~6回むかえてから手術を行った場合はあまり効果はないと言われています。)
・避妊手術を行うことで繁殖行動の制限や気分の浮き沈みによるストレスを軽減することができます。
・食欲が上がるのでしつけや怖がっているものに慣らす際にフードを使った練習がしやすくなります。
・オモチャ遊びを始める前は飼い主さんから呼びかけて始める。(ワンちゃんの要求で始めない)
・オスワリなど落ち着いた姿勢を取れていたら「よし」の指示で遊びを開始する。(飼い主さんがオモチャを持っている時にワンちゃんが飛び跳ねたりオモチャ取ろうとしたりしないようにする。)
・「出せ」や「放せ」、「ちょうだい」などの指示を出したらオモチャを放せるようにする。
このようなことを意識してオモチャ遊びをすると遊びの中にも抑制を持たせてあげることができるのでいいでしょう
興奮させっぱなしになってしまうと日常生活でも興奮しやすくなってしまったりもするので抑制、自制できるということは大切です。
上記は一例ですが、ぜひ参考にしてみてください。
引っ張りっこ遊びはストレスの解消はもちろん、飼い主さんとの楽しいコミュニケーションの時間にもなります。また、主導権を取ったり遊びのルールを教えたりとしつけの良い機会にもなり良い面がたくさんあります。
上手に遊んであげられるとワンちゃんとの関係性はとても良くなっていくのでぜひ、愛犬との遊びの時間を大切にしてみてください
遊びのルールなどについてはまた、書いていきたいと思います
吠えている時に無視をしたほうがいいと言われることがあります。
これは特に飼い主さんに対して要求して吠えている時に有効なことがあります。
吠えさせっぱなしにしていると吠え自体は強化されてしまうのですが、叱って止めようと思った時にそれが逆効果になり、関心を向けてもらっていると学習させてしまっている場合には無視をして関心を向けないほうがいい場合があります。
無視をする場合にも普段から飼い主さんが主導権を取ってトレーニングや遊びの始まりを飼い主さん主導で始めている場合のほうがより効果は大きくなります。(どうすれば関心を向けてもらえるのかをまず教えてあげるという感じです。)
他にも興奮していたり、警戒している時には無視をしていたほうがいい場合もあります。
犬の反応などをよく観察して対応を決めていくことが大切です。