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避妊・去勢について


避妊、去勢による効果を記載しました。

避妊による効果
・病気の予防効果
子宮蓄膿症を予防することができ、乳腺腫瘍も高い確率で予防することができます。ただし、乳腺腫瘍においては発情を5~6回むかえてから手術を行なった場合にはあまり効果はないと言われています。
・避妊手術を行なうことで繁殖行動の制限や気分の浮き沈みによるストレスを軽減することができます。
・食欲が上がるのでしつけや怖いものに慣す際にフードを使った練習がしやすくなります。


去勢による効果
・精巣腫瘍や前立腺肥大などの病気に対しての予防効果があります。
・縄張り由来によるオス犬同士の攻撃性、マーキング、マウンティングなどの行動減少(個体差があり、行動が減少しない場合も多々あります。また、去勢前の経験なども影響してきます。)
・去勢していないと1年中、発情の状態にあるので、繁殖行動を満たしてあげられないのであればストレスはかなりかかってきます。
去勢をすることでメス犬に対する関心が薄れ全体的に落ち着き、飼い主さんの指示に対する反応もよくなる傾向にあります。
・食欲が上がるのでしつけや怖いものに慣す際にフードを使った練習がしやすくなります。



触られることが苦手な犬


犬は撫でられることが好きだと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、必ずしもそういうわけではありませんし、むしろ苦手な子も多くいます。
まずはそのことを理解してあげ、ワンちゃんに対しての接し方を意識して変えてみましょうicon:body_no1
一般的には正面から覆いかぶさられたり、上から頭を触られるのは苦手な子が多いので注意してあげましょうicon:ecstoramation
できれば、こういう触られ方にも慣すようトレーニングしておくといいですicon:note

犬によって違いますが、早い動きで動かして触るような触り方はあまり犬は好きではありません。
むしろ興奮を助長させてしまう可能性もあるので触る際には飼い主さん自身がリラックスしてゆっくりと優しく撫でてあげるようにしましょうicon:body_no1
また、手の平全体を動かすような撫で方よりも指先を動かしてマッサージしてあげるような触り方の方が好まれる傾向がありますicon:note

もちろん、みんながみんなこういう触られ方がいいわけではありません。
あくまでも1つの例です。
ワンちゃん達とコミュニケーションを取ってあげ、愛犬の好きな触られ方やどこを触ってあげると気持ち良さそうにしてくれるかなど発見してみましょうicon:star
1つの参考にして頂けたら幸いですicon:face_shy



犬のコミュニケーション能力


ワンちゃん達には人の表情や口調、態度などから相手の意図を読み取る能力があり、人とコミュニケーションを密に取ることができますicon:ecstoramation
なので日常生活でも褒めてあげる時は心から褒めてあげるようにし、注意する時には真剣に注意するとしつけもスムーズになります。
ただし、まずは正しい行動、して欲しい行動を褒めてしっかりと教えてあげるようにしましょうicon:body_no1
日常生活でワンちゃんと接する時には表情や口調などを少し意識してみましょうicon:ecstoramation
コミュニケーションの幅が広がるかもしれませんicon:face_shy



犬のしっぽの役割


犬のしっぽには様々な役割があります。

・自分の意図や感情を相手に伝える
これは犬にも人にも有効になりますので飼い主さんも愛犬のしっぽの動きに注目してみてくださいicon:ecstoramation
よくしっぽを振っているから喜んでいると思われがちなのですが、興奮している際にはしっぽを振る傾向があります。
喜んでいる時だけではないので顔の表情や耳の位置なども参考にして全体を見て判断してみましょうicon:ecstoramation

・体のバランスを取る
特に方向を変えて走るようなアジリティ競技などではしっぽがあるとバランスがとりやすいのではないかと思います。

・保温、寒さ対策
寒い時には自分のしっぽで顔を覆ったりして暖かくしていることがあります。
愛犬も行なっているかもしれないのでお家でも観察してみてくださいicon:note

・犬として認識してもらう
犬の中にはしっぽの先だけが白い犬がいます。
これは狩猟などの際に遠くにいても人から見て犬だということが判断できるようにという説があります。

お家にいる時やお散歩の時にはぜひしっぽの動きに注目してみてくださいicon:face_shy



肥満にさせないために


ワンちゃん達が肥満になると人と同様に体にも悪影響がでてきます。
下記は一例です。
・心臓に負担がかかる
・足腰、関節に負担がかかる
・暑さにより弱くなる
・免疫力が低下する
・呼吸がしづらくなる
などいいことはありません。
オヤツなどをあげている場合は1回にあげる大きさや量に注意しましょうicon:ecstoramation
ご褒美などでオヤツをあげる場合には小指の先3分の1ほどで大丈夫です。
また、ご褒美としてあげる場合にはジャーキーなどの簡単にちぎれるようなオヤツのほうが向いています。
基本的には総合栄養食であるフードをしっかりたべさせてあげなければいけませんのでオヤツのあげすぎには注意しましょうicon:body_no1
フードを食べないという場合はオヤツのあげすぎの可能性があるのでオヤツは少なくしましょうicon:body_no1

また、個々のワンちゃんに合わせた運動が大切になってきます。
太り過ぎているワンちゃんは特に少しずつ運動を開始することが大切です。
病院の先生にもどの位の運動量がいいか相談してみましょうicon:body_no1
遊びが好きなワンちゃんなら積極的に遊んであげ、お散歩が好きなワンちゃんはお散歩させてあげ運動させてあげましょうicon:ecstoramation
コミュニケーションを取るいい機会でもありますicon:note
また、オヤツ探し遊びなども匂いをかぐなどの欲求を満たしてあげられるので満足度の高い遊びになりますし、エネルギーの消費率も高いです。
後ろ足を使うトレーニングや体幹トレーニング、また、水が苦手でなければ犬用プールなども関節に負担をかけないで行えるいい運動になります。

運動はコミュニケーションの一環にもなりますのでぜひ、無理のない範囲で行なってあげてくださいicon:face_shy