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多頭飼い


多頭飼いをする際には少し考えてみてほしいことがあります。
まずは、先住犬の子のストレスが過剰にかからないかどうかということです。
特に1頭で長いこと暮らしていて飼い主さんの愛情も自分だけで受けていた場合は、新しい子がくることで愛情も分散され、ストレスを感じやすいですし、パピーちゃんは元気で遊び好きな子が多いので落ち着いて暮らしていた先住犬にとってはストレスを受けやすいです。
先住犬ほどではありませんが、後輩犬にとってもストレスになってしまう場面は多々あります。
また、多頭飼いを考えている方は先住犬の子の社会化に力を入れてある程度しつけをしっかりとしておくことで、後輩犬も迎え入れやすくなります。
先住犬がワンちゃんに対しての社会性があれば、慣れやすいですし、教育もしてくれやすいです。
また、先住犬のしつけがしっかりとできていれば後輩犬もコントロールしやすくなります。
先住犬の社会性の有無や相性、後輩犬にある程度のしつけなどをする時間が取れるのかなど総合的にみて迎え入れるかどうか判断してみてください。icon:face_shy




トレーニングについて


オスワリ1つとっても教えることはとても多くあります。
お家の中、お散歩中、公園、人との会話中、掃除機をかけてる時など、様々な環境や状況で練習してこそ価値のある物になっていきます。
また、座った状態でできたら、立った状態や離れた場所から練習したり、オスワリを継続できるように練習したりなどオスワリ1つ教えるにしても練習を積み重ねていかなければ定着していきません。
トレーニングとはこのように行動(オスワリなど)を一定の状況(お家の中で座って教えるなど)でだけ教えるだけではなく教えた行動をいろいろな環境や状況でもできるように練習していくことも含まれます。
なので日々の積み重ねがとても大事になってきます。
練習の過程で飼い主さんとの関係性も良くなっていきますし、何か危険があった時にも指示が聞ける可能性は高くなります。
ぜひ、ワンちゃんと暮らし始めたらトレーニングを始めてみてください。icon:face_shy



トイレに関する犬の習性


トイレを教えていく上でも知っていると役にたつ習性を記載しました。
ぜひ、参考にしてみてください。

・自分が過ごしている生活スペースでは排泄しにくいです。
クレートやケージで管理をしながらトイレを教えてあげると成功させてあげやすくなります。

・外で排泄する習慣がついてしまうと家の中では排泄しにくくなります。
小さい時からお家の中でもできるよう教えてあげましょう。

・排泄で汚れている場所を避けることが多く、足が汚れるのを嫌がる子が多いです。
ペットシーツはこまめに替えてあげましょう。

・ご飯を食べている場所やご飯の匂いのする場所には排泄しにくくなります。
トイレはご飯を食べている場所からは少し離してあげましょう。

・習性というわけではありませんが、トイレを教えている段階で排泄をトイレ以外の場所でした際に大きな声を出したり、叱ったりする
と飼い主さんの見ているところではしなくなることがあるので注意しましょう。

もちろん上記に記載した内容はこういう傾向が多いというだけで犬によって違いますので臨機応変に対応してあげましょうicon:body_no1
教えるのが難しい場合などぜひご相談くださいicon:face_shy



災害対策~避難について~


日本では30年以内に大規模地震が70%ほどの確率で起こると言われています。
地震が起きた際には基本的には愛犬を連れての同行避難が推奨されています。
同行避難とは、文字通り避難施設まで一緒に避難することを言います。
基本的には人と一緒の生活スペースで生活できるわけではありませんし、全ての施設で受け入れ可能かというとそうでない場合もあります。
また、社会性があまりなく怖がりの子や攻撃性ある子、吠えてしまう子などは避難所に連れて行くことが難しい場合もあります。
そういった場合は、避難所以外の安全な場所へ避難する分散避難を検討しましょう。
車やテントでの生活や飼い主さんは避難所で愛犬は家(安全が確保できている場合)、被災していない知り合いや動物病院、保護シェルターに預かってもらうなどいろいろと考えることができます。
こういったことを想定すると日頃から飼い主さんと離れる練習やお泊まり練習などをしておくということはとても大切な練習になってきます。
当スクールでもデイトレーニングをおこなっておりますので日中お預かりしてのトレーニングをお考えの方はぜひご相談ください。icon:face_shy



災害対策~持ち物~


災害が起きた際に必要な物やあると便利な物をまとめました。

・ペットフード、水・・・災害時は普段の正割とは異なるためワンちゃん達にも大きくストレスがかかってきます。
食べ慣れていないものだと神経質な子は食べてくれないこともよくあるのでできるだけ普段から食べ慣れているものを用意してあげましょう。
また、お水は人、ワンちゃん共に大切になってきますのでしっかりと用意しておきましょう。


・療法食、薬・・・療法食や薬を普段から飲んでいる子にとっては療法食や薬を飲まないと命に関わることもありますので1ヶ月分ほどストックを用意しておきましょう。


・クレート、ケージ・・・避難先では知らない人や犬がいて普段とは環境が異なるためとてもストレスがかかります。
また、基本的にはクレートやケージで過ごしてもらうことになります。
こういった環境でも落ち着いて過ごせる場所として普段から入り慣れているクレートやケージがあると落ち着きやすくなりますので普段から練習しておいてあげましょう。


・鑑札、迷子札、狂犬病予防接種済票、マイクロチップ・・・鑑札は登録番号で飼い主さんが分かるようになっていますが、災害が起きた際にはそれだけでは把握が困難になる可能性があるので一目で分かるように迷子札も一緒につけておいたほうが安心です。
飼い主さんと離ればなれになってしまうケースも多いため、身元がしっかりと分かるように対策をしておきましょう。
狂犬病予防接種済票は避難先で受け入れてもらえるようにするためにも用意しておきましょう。
マイクロチップは飼い主さんと離ればなれになってしまった際に飼い主さんと会える可能性を高くしてくれます。


・首輪、リード、食器・・・首輪にも飼い主さんの連絡先を書いておくとより安心できます。
また、使い慣れているリードや食器もあったほうが良いでしょう。


・トイレ用品(ペットシーツ、排泄物の処理袋)・・・排泄物は匂いや処理が問題になります。
ペットショップなどに匂いが漏れない袋が売っているので用意しておくといろいろなことに使えるので便利です。


・ワンちゃんや飼い主さんの情報の書いてある手帳・・・ワンちゃんの写真、生年月日、ワクチン接種歴、服用している薬、病気についてや健康状態、アレルギーの有無、飼い主さんの名前、連絡先などを書いておくと何かあった際に診察などもスムーズに行うことができるのでぜひ用意しておくと良いでしょう。


・その他、ブラシ、タオル、マナーベルト、ウェットティッシュ、マジック、ガムテープなどがあると便利です。
また、冬場は暖かくできるもの夏場はクールマットなどを用意しておけると良いでしょう。

ぜひ参考にしてみてください。icon:face_shy