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ボーダーコリー リクくん ~恐怖からの攻撃行動~


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ボーダーコリーのリクちゃん、もともとは旦那さんに対して攻撃してしまうということでお電話を頂きました。
カウンセリングに伺った時にも旦那さんが動くと襲いに行ってる感じでした。
お家に来た次の日から旦那さんに対して攻撃行動が起こっていたそうです。
お話を伺うと、もともとの飼い主さんはアマチュアのブリーダーさんで、今の飼い主さんの前に一度違う飼い主さんの元で2ヶ月ほど暮らしていたようですが、そこではあまり出してもらっていなかったようでブリーダーさんが伺った時にはケージの中で足にはウンチがついていて寂しそうな表情でかわいそうな状態だったため再度ブリーダーさんが引き取ったそうです。

社会化期の時期にいろいろなことが重なり移動も多く落ち着くことができず、かなり精神的に不安定になっていたと思います。
そこに、後ろから抱っこされたことにびっくりして最初の攻撃行動が出たようです。1度叱ったことがあったそうなのですが、それにより一気に関係が悪くなったと思われます。
最初は恐怖からの攻撃であっても繰り返されることによって早い段階で自信をもって攻撃行動に移ることもあります。

幸い問題が起こってから、わりとすぐに電話を頂いたので関係の修復もでき今ではリクちゃんは旦那さんが大好きになっています
旦那さんもとても頑張って前向きにいろいろやってくださっていますicon:ecstoramation
リクちゃんの表情も明るくなりましたicon:sparkling
リクちゃんは社会化の不足が影響していてとても神経質な子です。お話を聞く限り遺伝の影響もおそらくあります。課題はたくさんあるのですが、まずは旦那さんとの仲が良くなってほんとに良かったですicon:note
いつまでも幸せに暮らしていってもらいたいですicon:face_smile
そのためにはこれからのトレーニングも大事になってきますので一緒に頑張っていきましょうicon:face_shy




犬の食糞 [犬のしつけ・トレーニング]


もともと母犬は子犬が歩いて排泄できるようになるまでは子犬の糞を食べています。なので糞を食べても不思議ではないのですが人からしたらあまりいい気分はしないでしょう。
子犬は特に好奇心が旺盛でなんでも口にしてしまいます。
糞も例外ではありません。
成長とともになくなると言われていますが、小さいころから癖はつけさせないことが大切です。

食糞には様々な原因が考えられます。
原因としては、
・食糞をしたことに対する人側の反応(関心を向ける、叱るなど)
・フードの消化が悪い
・栄養を上手く吸収できていない
・トイレが汚れているのが嫌だ
・ご飯の量が少ないまたは多い
・刺激(お散歩、遊びなど)の不足
など考えるといろいろと考えられますが、体に異常がある場合を除いて多くの場合ワンちゃんが食糞をすることによって何かしらのメリットが得られていると考えることができます。そのためこれが続けば食糞が癖になってしまいます。
こう考えるとまずは食糞をさせないようにするということが大切になってきますicon:ecstoramation
そのうえでしつけと栄養学的な観点からもプラスして対策が考えられます。
いずれにしてもまずはしたらすぐに片づけるなどを徹底してこれ以上食糞をさせないようにしていきましょうicon:body_no1
困っている方はぜひご相談くださいicon:face_shy



ペット栄養学の勉強会


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9日と10日の2日間ペットの栄養学の勉強会に行ってきましたicon:ecstoramation
ここ何年かは、忙しくて勉強会などにも行けてなかったのですが、栄養学はおもしろいしたいへんためになります。
個人的にも栄養学は学生の頃から興味があり、当時も受けに行っていました。
ピンクのテキストは約11年前、まだ学生だった頃に受けたものです。
トレーナーなのですが、こういう勉強もやはり必要だと思っています。
飼い主様にも有益な情報が提供できればなおよいのでicon:note
時が経つのは早いですねicon:face_embarrassed



犬の唸る・咬む問題行動 [犬のしつけ・トレーニング]


ワンちゃんが唸ったり咬んだりする行動には理由があります。
今日はワンちゃんが多くの行動の主導権を握っている場合
例えば、唸ったらお手入れをやめてくれたり、咬んだら触るのをやめてくれたなど
これらのことを経験させてしまうと、どんどん唸ったり咬んだりする行動がエスカレートしていってしまいますicon:sweat
本来ならば子犬のうちからこれらのことに慣れさせてあげる必要があります。また、しっかりと指示を聞くようにして関係性を良くしたり我慢することを教えておくことも大切ですicon:ecstoramation
もし、これらの行動がすでに出てしまっているのであれば、ご自宅ではまず、唸ったり・咬んだりする状況をなくす必要があります。
そうしなければ、どんどん悪化していってしまうからです。また、そのような状況をなくせば飼い主さんの気持ちにも少しずつ余裕が生まれ、ワンちゃん自身も落ち着くことができます。
そのような状況をなくした上で、トレーニングに入っていく必要があります。
強く咬まれると人は恐怖から自然と緊張してしまい、それが犬に伝ってしまいます。
触ることそのものが怖いとなかなか良い関係が築きにくくなってしまいます。
このような時は早めにトレーナーに相談してください。
程度にもよりますが、トレーナーが基礎を入れそのあと飼い主さんに練習していただくことで飼い主さんの精神的負担はかなり減らすことができます。
かなり深刻な場合はしっかりとしたトレーニング場があるところのほうがいい場合もあります(いろいろと理由があります)
子犬の時の楽しかった生活を取り戻してあげられるよう誠心誠意サポートさせていただきます。
現在困っている行動がある方ぜひご相談ください。