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~警戒吠え~


6歳の男の子のヨーキーとダックスのミックス、コタロウくん。
インターホンでの吠えでお困りとのことでした。
個々の子によって違いますが、もともとヨーキーもダックスも比較的吠えやすい傾向にあります。
6歳ということで、吠えが長い期間をかけて定着していました。
社会化不足・吠えたことによって得られるメリット・リーダーシップの欠如などが吠えを助長させてしまっていたと思われます。
コタロウくんはもともと社会化不足ということもあり、警戒心が高く、少し怖がりな面も見られました。


最初私がお伺いしたときも警戒してものすごい勢いで吠えていました。少し怖い・不安といった感情も入り混じっていたと思われます。不用意に手を出していれば噛まれていたでしょう(笑)
お家での問題だったので出張レッスンにて飼い主さんにおこなって頂くのがメインとなりました。
日常生活に対してのアドバイスに加え、
レッスンとしては、基礎トレーニング(クレートトレーニング含む)とインターホンに対してのトレーニング2つがメインです 。
また、要求吠えもあったので、それに対しての対処もおこなっていきました。
飼い主さんの頑張りもあり、インターホンに対する反応も薄れ、指示に対する反応もよくなりました。
まだ、やることもありましたが、最後に今後のトレーニングの進めていきかたなどのお話をしていきました。

飼い主さんもコタロウくんもとっても頑張ってくれました。1クールありがとうございました。
今後も少しずつトレーニング続けていってください。お疲れさまでしたicon:face_shy

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私もとっても仲良くなれましたicon:face_smile
いつでもお電話くださいねicon:note



勉強会・講習会に参加してきました


8日と11日に勉強会に行ってきましたicon:sparkling
8日は主に問題行動についてで、11日は高齢ペットととの暮らしについてでした。
それぞれ、一生懸命準備をしてくださっており、充実した内容でした。いろんな方のお話や考え方など新鮮なものもありとても参考になりましたicon:face_smile
引き出しを増やしておくことはマイナスにはならないので、これからも機会があれば参加していきたいです。
訓練士としてトレーニング技術もあげ、ワンちゃんと飼い主さんが良い関係を築いていけるように精進していきますicon:face_shy



犬は綺麗好き!


犬は実はとっても綺麗好きな動物ですicon:ecstoramation
犬の祖先は巣穴の中で子供を育てていました。子犬は最初は親に排泄を助けてもらい、排泄をしていますが、数週間もすると寝場所から離れた所で助けなしにするようになります。
巣穴の中でしてしまうと、不衛生になって病気にかかりやすくなったり、外敵に見つかりやすくなってしまいます。そのため、寝場所から離れている場所でするようになるのですicon:body_no1
この本能(自分の寝床を汚さない性質)は現在のワンちゃん達にも受け継がれています。
この性質を上手に使うとトイレのしつけはとても教えやすくなるんですicon:note

トイレのしつけで困っている方、ぜひお話お聞かせくださいicon:face_shy



褒めてあげること


具体的には、愛情を持ち気持ちを込めて、言葉をかけてあげる。とても大切なことです。
人もそうですが、尊敬する人、好きな人に褒められると嬉しいものです。
ワンちゃんも好きな人に褒められることは、嬉しいでしょうicon:face_smileただ、ワンちゃんと飼い主さんとの関係性もとても大切になってきますicon:sparkling
少し難しい話になってしまいますが、甘やかしすぎてしまったり常に構ってしまい言葉をかけたりしていると褒めてあげるということは意味を失ってしまいかねません。(価値がさがってしまいます。少し難しいかもしれませんicon:sweat


おやつやおもちゃを使うことによってワンちゃんにトレーニングを教えていきやすくなりますが褒めてあげるということも忘れないでいただきたいとおもうのです。
細かい部分はいろいろあるのですが、「よくできたね!」 「いいこだった!」などの気持ちを込めて心から褒めてあげること、とても大切です。

ワンちゃんと飼い主さんが幸せに過ごしていく、そのお手伝いができれば幸いです。何かあればご相談くださいicon:face_smile



犬の狼爪


犬の足には狼爪(ろうそう)と呼ばれる人でいうと親指にあたる部位が存在しています。主に前の足についている場合が多いです。
狼爪以外の爪は、地面に接しているのでよくお散歩に出かける子は自然と削れる場合がありますが、狼爪は地面から離れた位置についているために自然に削れることはありません。
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このように結構上についています。
そのため定期的に爪を切ってあげないと、何かに引っ掛けてしまったり、爪が巻いてしまい肉球に刺さってしまうこともあります。
では、なぜあまり必要ではなさそうな狼爪があるのでしょうicon:question

これもやはり、野生の中で暮らしていた頃には何かしらの役目を果たしていたものと思われます。
山の中を歩いたり、走ったりする際に、グリップ力を高くして山道などを登りやすくするなどのメリットがあったのでしょう
また、普通狼爪は1本ですが、ノルウェジアンパフィンドッグやグレートピレーニーズなどの犬種は狼爪は2本あり、仕事上必要だったと思われます。
パフィンドッグは崖を、グレートピレニーズは山脈を、険しいところを移動していたので、必要だったのでしょう
野生で暮らしていた犬は狼爪も削れていたのでしょうが、現在、人と一緒に暮らしているワンちゃんたちはそうはいかないので爪を定期的に切ってあげる必要があるのですねicon:body_no1